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HDRI撮影覚え書き1 とりあえず一通りの流れを覚え書き。

まずはカメラを設置して撮影にのぞむわけですが、ノーダルポイントをしっかり合わせておかないと後で泣くことになるので慎重に合わせる。QTVR等のパノラマ撮影等と比べてHDRI撮影の場合、枚数がどーんと増えるのでノーダルポイントズレの被害が尋常ではないので、とにかくきっちり合わせる。

それで最近知ったやり方がおもしろそうだったので試してみた。

こんな風にカメラの前に長めのパイプを置く。


こういうのが撮れる。
これを左右にカメラを振った状態で撮影して、ズレがないようにするわけ。パイプの向こう側に小さなライトとか光源を置くとわかりやすいらしい。
が、実際やってみると微妙なところで難しい。
結局一番やり慣れたやり方にする。カメラの前に棒を立てて、遠景との重なり具合で判断。
E-300に14-54mmで挑んでいるわけですが、ピントリングの後端がノーダルポイントっぽい。

設置できたら撮るわけだが、何枚撮るかを決めないといけない。
4/3の14mmは35mm換算で28mm。もうちょいあればな。。。
とりあえず水平1周12枚。上45°で1周12枚。下45°で1周12枚。真上真下各1枚。合計38枚。多いな。。。
これで絞り1段ずつなんて撮ってられないので、大雑把に明るいとこから暗いとこまでを4枚撮ることにする。なので、合計38 x 4 = 152枚。ちょっとげんなりする。魚眼とか欲しいです。

撮りまくります。この日は曇りだったので良かったのだけど、ばっちり晴れててくっきり影とかでちゃってると、撮りはじめと撮り終わりでずいぶん影の位置が変わっちゃうので、もうとにかく流れ作業的にサクサク撮ります。
最高画質のSHQ 3264 x 2448で撮影。撮影後にLensFix [link] で修正。枚数多いのでバッチで。

スティッチ作業はStitcherを使用。今から購入するならStitcher Expressがオススメ。断然安い。
一番スティッチしやすそうな絞りセットを選んでスティッチするわけだけど、まずはPropertiesで、Film BackをCCDサイズにする。E-300では17.3 x 13.0。Focal Lengthを14mmに。設定したらあとはひたすら繋げる。うまくできたら保存して、他の絞りセットに放り込んでやればあとはそれぞれレンダリングするだけ。10000 x 5000でレンダリング。

こんなのができる。
三脚はStitcher上でデリってあるので、黒ベタになっております。

覚え書き2 [link] へ続く。
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