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フォトキナの目玉 いよいよフォトキナ。
オリンパスはE-5と高級コンパクトのモックが目玉なのだろうが、ペンタックスのK-5や、パナソニックのGH2、フジのX100などに比べるとちょっとね。。
特にGH2は発売日もE-5と同じ時期で、価格もかなりかぶってくる。ここ最近のオリンパス騒動の流れからも、E-5ではなくGH2に流れるユーザも多いのではないだろうか。

しかし、このフォトキナ最大の目玉はやはりシグマのSD1 [link] だろう。

SD1のスペックを見てみるといくつか気になる点が。
・11点ツインクロスセンサー
・マグネシウムボディ採用
・防塵防滴仕様

こ・れ・は!?

SD1のボディもなんだかどことなくE-5に似ている。
特に11点ツインクロスセンサーについては、
各ラインの位相をずらした千鳥配置を縦横に構成し、AF精度の飛躍的な向上を図りました。
とあるところからも、おそらくオリンパスからのOEMなんじゃないかと。
そうなると、オリンパスがシグマから欲しいものはFoveonしかない。

SD1については発売時期は未定だが、デジカメWatchの最後にある、
なおシグマは、SD14をフォトキナ2006で、SD15はフォトキナ2008で開発発表を行なっている。
この流れからいけば、2012年になってもおかしくないところ。。
ただ、今回すでに会場ではSD1のサンプルが数点展示されているそうで、画質がすごいらしい。
とすると、意外と早くに発売に漕ぎ着ける可能性もある。
来年夏とか。

そして、オリンパスはというと色々ゴタゴタしているけれど、来年m4/3のプロ機を出すということなのだが、既にある程度の道筋が見えているからこその昨今の騒動なんじゃないかとすると、このm4/3プロ機も思ったよりも早くに発売されるのかもしれない。
来年夏とか。

オリンパスとしてはパナソニックと袂を分かつことなく、他のセンサーを採用したいというのが本音なんじゃないかと思うのだけど、そうすると来年以降のPENを含むエントリーm4/3機については、これまで通りLiveMOSを使用し、プロ機にはFoveonを使用、またはLiveMOSも残して2バージョン(またはこれが噂のモジュール式なのかもしれない)というかたちに持っていこうとしているんじゃないだろうか。
SD1のスペックからもおそらくHD動画は撮れないんじゃないかと思うのだけど、そうすると静止画特化バージョンがFoveon、動画も撮りたいユーザにはLiveMOSという棲み分けができるのでは。
今回、E-5が「解像感」を売りにしているところなんかも、Foveon採用への布石なんじゃないかという気もするのだけどね。

さらにはこれが登場した後の来年末ぐらいに4/3にも同じ素子を載せた、E-5nなどが発表されたりするならば、4/3ユーザも少しは救われることになるのだが。。。


追記:【フォトキナ】一眼レフフラッグシップモデル「SD1」を参考出品したシグマ - デジカメWatch [link] こちらによると、
2011年2月前後に発売する。価格は未定。
予想以上に早いな。。。
センサーの比較 [link] がアップされておりましたが、従来のものともまるで別物ですな。
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